《298日目》先生との対峙！後編《30枚目延長戦》
こんにちは、ナオです＾＾
昨日の続き。
アタッチメントが全部取れた後の話です。
機は熟した
再び診察台が起こされたので、
機を逃すまいと、意を決して申し出ます。
ナオ「あのー、ココ(右上2番)はまだ捻れている上に、
左と比べると長さも短いんですよね」
院長「あー、なるほど」
よし、この調子！
ナオ「あと、ココ(左上2番)はこれ以上前には出てこないんでしょうか」
院長「うーん、ここはこれでちょうどいい気がするけど」
事前にいろいろ調べて、
上の左右2番は1番よりもほんの少し後ろに下がっているのが自然、
ということは知っていたのですが、
それにしても左上2番はアライナーとの間にすき間があるし、
もう少し本来は前に出る予定だったのではないかと考えたのです。
今の状態だと何となく左右1番が前に出ていて、
出っ歯のような感じがしないでもないので...
院長「うん、この(左右2番)は少しだけ後ろに下がってるものなんだよね」
ナオ「やっぱり、前歯が全部一直線、っていうのは不自然ですものね」
例の、芸能人の「良すぎる歯並びの不自然さ」です。
院長「ただねー、そこも個人の好みなんだよね。
一応そういう風に伝えておこうか？」
ナオ「はい、ほんのちょっと、ほんのちょっとだけ前に出したいんです」
この「ほんのちょっと」が果たして
口頭だけでどれだけ伝わったかは疑問ですが笑
一直線になるのも困るしなあ...
歯登場
やおら先生が石膏でできた歯を持ってきました。
私の、矯正前の歯型から作った模型です。
↑こういう感じのやつ。(イメージ)
院長「これ、最初の歯だよ」
ナオ「グチャグチャですね」
院長「この頃から比べたらずいぶんよくなったよね」
ナオ「はい、ほんと、だいぶ良くなりました、ありがとうございます」
この模型欲しいな、と考えつつ、
念のため、最重要事項を確認します。
ナオ「あの、作り直すにあたってお金は...」
院長「ああ！かかりませんよ！
5年間は何度でも作り直せますから！」
はい、ココ超重要。
料金はかからないはずでしたが、ちょっと心配だったので
これが確認できただけでも肩の力が抜けるってもんです。
院長「でも、あなたは超優等生ですよ。
もっと前の段階で予定と大きくズレちゃって、型取り直す人結構いますからね」
ナオ「ヘエ〜」
院長「よその先生だと、ちょっとでもズレちゃったらすぐ型取り直して、
ガンガン新しく作っちゃう先生もいるみたいですからね。
お金かからないから」
ナオ「ヘエ〜」
はい！出ました！大人になって「優等生」だなんて
褒められる機会ないですよね！
うれしい！
それはともかく、
「すぐ型取り直す」先生の話ですが、
常に正しいアライナーで矯正できるのはうらやましいですが、
その都度アメリカに発注掛けてるわけですから、
その間は矯正がストップし、
同じアライナー着け続けないといけないですものね。
それはつらいな。
院長「とりあえず、次のマウスピースが来るまでは
今のを着け続けてもらう形になります」
やっぱりこの30枚目とは長い付き合いになるのか...
型取り
型取りに関しては前回と全く同じです。
型がもれなく歯に当たるようにギリギリまで大きいものを使われるので、
出し入れの際にやっぱり口角が痛い！
今回も2回型を取り、2回目は、
先生が3分くらい口の中に手を突っ込んで
ジッと型を抑えているのも同じです。
非常に気まずい。
ただ、先生が他の助手たちと楽しそうに話すたびに
抑える手が揺れるので
「型がぶれないのかな」と少し心配になりました＾＾
ちなみに1回目は固い素材だったのに対し、
2回目はゲル状のものを型に乗せて
口に突っ込まれる形。
(それが抑えられている間に固まる)
先生がふんだんにゲルを乗せたため、
上の歯を取っている最中、喉のほうまでゲルが流れてくるピンチ！
ナオ「そのまま固まって窒息したりしたらどうしよう」
迫りくる恐怖を味わいましたが、
運よくゲルは喉よりも手前で固まり、
診察台の上で命を落とすようなこともありませんでした＾＾
終わり
院長「はい、終わりましたよ」
型を取るとどっと疲れます。
口をゆすいで終了。
ナオ「では引き続き今のアライナーを着け続ければいいんですね」
院長「そうだね、新しいのが届いたら連絡します」
ナオ「1ヶ月くらいでしょうか？」
院長「いやー、ほら、年末年始が挟まるでしょう。
向こうがどうなってるかわからないけど...
できるだけ早く型を送るようにはしますけど、
どうなるか全くわからないんだよね」
ええっ。
何か、1ヶ月以上かかりそうな予感...
つらいなー...
院長「早い時はね、早いんですよ。スッと届くんだけど...」
まあ、向こうの人たちってホリデーシーズンを大事にしそうですものね。
働き方改革がさけばれる時代ですし...
気長に待つか。
お礼を言って診察室を出ます。
型を取ったので会計は1万円くらいかかるかな、と思ったのですが
毎回の経過観察の時と同じ4000円くらいでした。
ナオ「ほんとに作り直し料金はコミコミなのか」
ホッ。
そしていろいろと勉強になる通院でした。
今日のまとめ
遠慮してはいけないな
今回改めて分かったのですが、
私の主治医の先生は
「じっくりカウンセリングするタイプではない」ということ。
だから信頼ならない、というわけでは全くなく、
腕は確かですし、物腰も柔らかいですし、
こちらから問いかければ丁寧に応えてくれます。
ですので、先生から「どこを直したいですか」と聞かれるのを待つのではなく、
自分から発信しなくてはいけないな、ということを強く思いました。
今までは大げさに言えばクレーマーと思われることを恐れて
オドオドしていたわけですが、
自分の体、自分の見た目のことですから、
自分の判断と行動に責任を持たないと。
礼儀と先生への敬意は大切に、
自分の意見をしっかり伝えるのはとても大事ですね。
7日交換の申し出はさておき、
今回はもっと直したい部分をきちんと伝えられ、
また先生のお話もいろいろと伺えたので大満足です。
アタッチメント全部なくなって歯もツルツルだし！！！
今日の心の一曲
祝！ライダー映画に佐藤健君が帰ってきた！
それだけで泣ける。
- provided courtesy of iTunes
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